キムチ漬けました。
キムチ作りをはじめたのは、スウェーデンに住んでいた頃。スウェーデンでは美味しいキムチが手に入らないので、自分で作り始めたのが最初です。
■キムチはシンプルな食べ物なので、とにかく素材が良いことがすべて。美味しい白菜と、ミネラルが多く、舐めたとき塩味より旨味が勝っているような塩を使うことが強いて言えばポイント。今回はいただいた「能登の塩」を使いました(私は白菜重量の5%塩分で漬けてます)。
■白菜に塩をして一晩置いて、何度が水洗いして、よく白菜を絞る。 と、書くのは簡単だけど、この洗って絞るのが冷たい水なので、辛い仕事なんですよねー。ここまでやればもうほとんど出来たようなもの。
■ヤンニョム(合わせ調味料)作りは、自分好みの味にすれば良いから楽しい仕事です♪ もとの白菜の1割くらいの重量作ります。イカの塩辛を入れたり、甘エビを入れたり、刻んだ野菜や果物を入れたり、サイダーや水飴を入れたりと、色々なレシピを試してきましたが、今はシンプルに、韓国唐辛子(粉・粗挽き)、砂糖、りんご、にんにく、しょうが、アミの塩辛、昆布と煮干し出汁が定番。ヤンニョムは、このまま舐めてみて好きな味なら、大丈夫。美味しいキムチになります。テキトーに作っても充分美味しいキムチになりますよ。
■白菜にヤンニョムをまんべんなく塗って、くるっとひっくり返して丸めて出来上がり?。このまま室温で少し発酵を促してから、冷蔵庫ないしは外で保存します。2週間以上経って発酵が進んできた味が私は好み。
ところでキムチ、私が子どもの頃はあまり見かけない食べ物でした。初めて食べたのはたぶん高校生くらい。それが今ではどこのスーパーでも見かけるようになり、近年著しく消費が伸長した食べものなんですよね。ヤンニョムによっていろいろな味に出来るので、自分好みのキムチを見つけるのも楽しく、そのあたりも人気の秘密かも知れません。簡単なので、自分で是非作ってみてくださいね(市販品よりずっと美味しいですよ!)。