安中千絵の食ブログ

You are what you Eat

◆ポンテ ベッキオ @大阪

先日大阪に住んでいる同級生たちと、久しぶりの再会ランチを梅田のポンテ ベッキオ (PONTE VECCHIO)でしてきました。

大阪は全然分からないので、お店はお任せだったのですが、すごく見晴らしが良くて気持ち良いレストランです。写真の右上に少し見切れているが大阪駅。

話しに夢中だったのと結構前なので、もう何食べたかいまひとつ思い出せない始末(汗)。これはうなぎのサムシィング。下はお野菜だったような気が。で、山椒がきいていたような。

イカスミのパスタ。とにかく久しぶりの再会だったので積もる話が多く、もう何食べたのか覚えていないという私には珍しい状態に。

パイ包み、何の肉だったろうーーー?こんなに覚えてないのは本当に希有。ただ結構ボリュームがあって全部食べきれなかったのは覚えています。

ピーチソルベと桃のコンポート。とにかく景色が良く、半個室のようなお部屋だったので、すごく話がはずんで楽しいランチでした。再会を誓って別れたのだけど、今度集まったらしっかり何を食べたか覚えてきたいと思います。

 


◆鎌倉歐林洞のパトロン

東京に行っていたりで、更新が滞りがちのこの頃です。来週も東京。京都にいる時はなるべく更新したいと思います。
今の季節、東京に行くと買って来るのは、鎌倉歐林洞(オウリンドウ)の栗のお菓子、パトロンです。

茶色い方が、渋皮もマッシュしてラム酒を加えたショコラノアで、右のクリーム色の方はミルクとバターの風味。私はどちらかというとショコラノアが好みです。関西では販売されていないので、お土産にもおすすめ。私は銀座の松屋で求めています。

しっとり感を持続させるためにトレハが入ってるのかな。

 


◆春秋山荘 蕎麦髙月

大学の先輩に、山科の蕎麦髙月さんに連れって行っていただきました。

秋の味覚いっぱいの先附。ひとつひとつが全部良いお味です。

そしてこのそば湯にびっくり!まったりと濃いそば湯で、今まで飲んだそば湯で一番美味しかったです。木の芽の香りがほんのり効いていました。

向附は、鯛と、骨抜き鱧のおつくり、鱧の焼き霜、鱧の子の塩辛。これがどれも素晴らしく美味しく感激。

美味しい和食にはやはり日本酒。久保田の万寿、洗心など、美味しいお酒をたくさん先輩に飲ませていただきました。幸せーー。

髙月さんは、少し山に入ったところにある民家風のお店(滋賀の古民家を移築されているようです)。この日は雨だったのですが、しとしと雨に濡れる緑を見ながらのお食事もまた風情があって素敵でした。

おそばと天ぷらと玉。天ぷらは、はもと松茸。お蕎麦もさることながら、蕎麦つゆが素晴らしかったです。シンプルに鰹と昆布だけでとっているそう。

これは大根そば。軽く干した大根に葛を打ってるような感じのお蕎麦なのですが、口当たりやさしく歯ごたえがよく、クセになる味でした。

そしてそば湯。素晴らしい、素晴らしいそば湯です!

炊き合わせ。どれもお出汁をたっぷり含んでいいお味です。

鱧しゃぶ。幸せです!

こんな素敵な土鍋でしゃぶしゃぶします。しゃぶしゃぶのあと、このお汁をいただくのですが、このお汁がまた非常にうま味が強く美味でした。

これで終わらず、なんと今度は焼き物が!子持ちあゆに海老、栗に松茸がよく温められた塩板に乗って登場。もう幸せの絶頂です!嬉しいーー。

ひとつひとつ全部美味しい。普段あまり日本酒は飲まないのですが、さすがにこれだけ美味しいご馳走を前にするとすすみます。

最後にお寿司。久しぶりに美味しいもの食べたーー、という気持ちでいっぱい。持つべきものは良い先輩…、とジーンとしつつ、私も美味しいものを後輩にご馳走出来る先輩にならねばと密かに心に誓いました。

抹茶わらびと、ぶどう、黒蜜あん。本当にご馳走様でした!

また絶対行きます!何なら週一回は行きたいくらいです。

春秋山荘 蕎麦髙月(こうげつ)
京都市山科区安朱稲荷山町6
075-501-1989
月休、第2、第4火休 (4月、11月は月休のみ)
山科駅からタクシーで1メーターくらい。


◆アマヌサ お料理

全然更新しないまま時が流れ、がしかしまだ少しだけアマヌサのことを。アマヌサにはテラスレストランとメインレストランのふたつがあり、両方行きましたが断然おすすめはテラスレストランです。

テラスレストランは、インドネシア料理とタイ料理がメイン。

心地よい風が吹き抜け景色も良く、気持ちいい場所です。

朝、昼はインドネシア・タイ料理以外のサンドイッチ等の軽食もあります。

ナシチャンプル。盛りつけがすてき。

パッタイ。ピーナッツの味が効いていました。

何度も食べたナシゴレン。やっぱりこれが一番好き。

お食事は全部お部屋でも食べられます。これはテラスのガゼボ。

暮れゆくメインレストラン。このメインレストランの欠点は、夜が恐ろしく暗いところ。真っ暗でムードはあるのだけど、メニューの字も見えないため、ペンライトが付いてきます。

「昔の人はこんな暗闇で食事したのね」と思いながらの食事…なわけなく、いくらなんでも暗すぎて料理が全然見えません!私のカメラはISO3200という暗いところでもものすごく明るく撮れるカメラなので、上記写真も伊勢エビが写っているか分かりますが、実際はもっと全然暗く、まさに暗闇食堂。

味はとても美味しいのだけど、やっぱりもう少しよく見えないと味わいが損なわれるレベルの暗さでこれだけがとても残念。「これが欧風ムード」とか?いえいえ、真っ暗闇の北欧に長く暮らしましたが、さすがにもっとテーブルは明るい!


◆amanusa お料理教室④

随分と間があいてしまったけどバリのはなし強引に続けます。お料理教室の最後は作ったものでランチ。キッチンの片隅かダイニングで食べるのかなと思いきや、プールサイドの木陰にテーブルが用意してありました!

鮪と魚介の基本ペーストを使ったサラダ。

海老のサテ。

基本のソースを使って、魚市場で買ってきた貝のグリル。

タイ風チキンカレー。

リクエストして作らせてもらったインドネシアカレー。

これもリクエストして追加してもらったナシゴレン。

これは買ってきたバビグリン。

デザート(これは作ってません)。アマンのアイスクリームやソルベは全部手作りですごくおすすめです。

素晴らしいお昼ご飯でした。結局市場見学から食事まで、8時間くらいのアクティビティで、本当にシェフには負担だったと思うのですが、私にとっては忘れがたい素晴らしい経験になりました。アマヌサ行って良かった!


◆amanusa お料理教室③

お買い物から帰って、いよいよ目玉のお料理教室です。お料理教室の前に、アマヌサのハーブガーデンを見せてもらいました。

九層塔(台湾バジル)に似たハーブがたくさん生息していました。


ここで摘んだハーブもお料理に使っているそう。

シェフのNADI氏。お料理はもちろん、人柄も素晴らしいシェフです。アマンは基本、従業員の方は人柄第一で採用されている気がします。と、書くとナディ氏もまず人柄でその次お料理、みたいな印象を与えるといけないので、重ねて書きますが、お料理素晴らしいです。

レシピカードから、具材まで全部完璧に用意されている、殿様クッキングクラスです。

つきっきりで個人レッスン。贅沢です。

クッキングクラスは、基本のソース類とそれを応用したレシピ6品の構成になっています。アマヌサはうま味調味料は使わず、地のものなど素材を大切にした料理を提供しているそう。バリはうま味調味料をかなり使っているところが多いのだけど、アマヌサはクラシックなインドネシア料理を大切にしているそうです。クラシックな料理が習いたかったので目的通りで大満足。

基本レシピの他に、ダイニングで食べて美味しかったナシゴレンと、インドネシアカレーもリクエストしました。手取り足取り教えてもらって大感激。インドネシア料理の基本もつかめた気がする本当に素晴らしい経験でした!


◆amanusa お料理教室②

市場のあとは、浜辺の魚市場へ移動です。ちょうど漁船が帰ってくるところでした。

かつおかな。浜辺の外と、中に市場は展開してます。

太刀魚。日本はインドネシアから太刀魚たくさん輸入してますね。

南国のお魚は色鮮やかで楽しい。色はぎょっとするようなのも、味は以外に淡白だったり。

まぐろや鯛はじめ、さまざまなお魚が種類豊富にあります。この辺りに住んでいたら、この魚市場に毎日来るだろうなあ。

美味しそうな甲殻類がいっぱい。

見てるだけでお腹が空いてくる市場なのですが、市場の外ですぐ焼いて食べられます。

絶対美味しいに違いない!美味しそうー。炭火でジュウジュウ焼かれて辺りにすばらしい香りが漂っていました。

このあと、バリの代表料理、バビグリン(豚の丸焼き)のお店に移動。

こうやって豚を棒に刺して、グルグル1日かけて回して丸焼きにします。だからカリッとジューシーに仕上がるんでしょうね。これは日本ではなかなか難しいですね。

やらせてもらってご満悦の私。煙が目にしみて結構重いし1日やるのはかなり大変そうです。

ごはんに各部位をいれてもらって持って帰ります。何が感心て、バリはどこも大体、持ち帰り容器が紙や葉っぱで出来ていること。上手にくるっと入れてくれます。この後は大きな食器工房に行って、工房見学をして、少しお買い物をしてから帰りました。いよいよお料理教室です。つづく。


◆amanusa お料理教室①

夏休みのしわ寄せで、東京出張したり仕事したりですっかり更新が滞ってしまいました。今週も来週もまた出張なのだけど、出来るだけ頑張って更新したいと思います。だって、そうしないと忘れちゃうから!

ところで、アマヌサに泊まった一番の理由は、クッキングクラスがあったからです。アマヌサに泊まる人で、自分で料理をするような庶民的な生活している人はすごく少ないと思うので不思議なアクティビティと思いつつ、アマヌサはバリにある3つのアマンの中で料理が一番との評判もあったためアマヌサに。予約の時点でクッキングクラスを受けたい旨伝えておきました。ちなみに予約は直接とっています。アマヌサには清水さんという素晴らしい女性の日本人マネージャーがいらっしゃるので、おそらく日本語でも直接予約やリクエスト等できるのでは無いかと思います。

クッキングクラスといっても個人レッスンだし、受ける人は果たしてどのくらいいるんだろー?と思っていたのですが、シェフのポロシャツまで作っててやる気満々!内容もそれは濃いものでした。さすがこういうところはアマングループだと感動。クラスの内容も臨機応変にリクエストに応えてくれます。私は朝、市場に連れて行って欲しいとお願いして、朝7時からの開始となりました(←迷惑な客かも)。

アマヌサ近くの庶民的な市場へ。市井の人の生活や文化が感じられて、旅行では市場を見に行くのが一番好きなのでワクワクが止まりません。

見たことのない食材(特にハーブ類)もいっぱいあるのですが、シェフがどんどん説明してくれて、更にその場でカットして香りを試したり、味見したりできるのでたちまち解決。

シェフのナディ氏。おいおい書きますが人柄含め素晴らしいシェフです。もうこの市場をまわり始めた最初の10分くらいで、このアクティビティが人生で忘れがたき素晴らしい経験になると確信しました。

ガンガン切って試食です。シェフは地元の方なので市場のことも非常によくご存じ。もちろんアマヌサ自体は特別な仕入れ業者から食材を入れているので、実際にここに朝買い出しに来たりはしないそう(そりゃそうだ)。

単に観光で市場に来ていたら、「いろんな卵あるのね」通りすぎてしまいそうなたまご屋さんでも、これはアヒルのたまご、こっちはオーガニックのすごく良いたまご、これは塩漬けたまご、など詳しく説明してもらえて、もう絶対地元の、しかも料理プロに説明してもらわないと分からないことばっかり!

鹹蛋(シエンタン)はバリにもあるんですね。食材はタイや台湾にもかなり似ているけど、バリはタイや台湾より穏やかな気候なので、食材の味もその分全体的にソフト。

テロールアシンというらしきインドネシアの塩漬けたまご。1週間くらい塩と石灰でアルカリ化して固めたもので塩味はソフト。いちいち全部味見出来て喜びMAXでした。

シェフと喜びMAX中の私。ちなみにカメラマン(註:夫)を連れて行ったのですが、途中まで「カメラの使い方が分からなかった」とかでほとんど真っ黒けっけな写真を撮っていたことが後に判明!怒!

途中、インドネシア風の朝ご飯を食べたり。シェフなので、食習慣や調理法、素材についてなど質問しても、当然のことながら打てば響く答が返ってくるのも素晴らしい(英語もご堪能)。

餅米粉を練ったものに、甘く煮た黒米、甘いココナッツにパームシュガーの黒蜜をかけたもので、やはり同じアジア圏なので日本のお菓子にも共通項のある味。バリでは朝ご飯はちょっとこういう甘いものを食べたり、お粥を食べたりで、あまりたくさんは食べない文化だそうです。つづく。


◆amanusa

ハマンからのぉ、アマン。ハマンでお世話になったあとアマングループのアマヌサに移動しました。ハマンからアマンというのがやりたかったのと、とある理由からアマヌサにしました。アマングループに泊まるのは実に10年ぶりくらい。90年代にタイのアマンプリ、フィリピンのアマンプロ、アルプスのル・メレザンに泊まったきり、またどこか行きたいと思いつつ気付けば10年。時の流れが恐ろしく速いこの頃です。

思うに、アマングループは本当にフォトジェニック。どこを撮っても美しい。

ビーチのガゼボで朝から晩まで過ごしていました。バリ島、すごく暑いイメージがあったのですが、日本より木陰はずっと涼しく、いつもそよそよと爽やかな風が吹いていて、雨季は多少あれども、通年いい気候だそうで、本当に過ごしやすかったです。ただし赤道直下なので紫外線量はハンパなく、木陰にいて日焼け止めをマメに塗り直しても、日々煤黒くなっていきます。

ガゼボにつくとすぐおしぼりと日焼け止めや、冷たいお水を持ってきてくれます。

朝ご飯からガゼボです。フルーツの盛りあわせにナシゴレン。

こんな感じの景色です。ガゼボの横にテーブルがあるのだけど、もうガゼボの上から一歩も動けません。

お昼ご飯はミーゴレン。一歩もガゼボから出ぬまま昼ご飯。

ジュース飲んだり、カクテル飲んだり、一歩も動かずただそよそよ風に吹かれて海を見たり、そばにくるリスを見たりでぼんやり。

風が心地よすぎてちっとも読書が進まないバリです。

さすがに夕飯にはガゼボからテラスに動いたのですが、ビーチでそのままお食事も出来ます。これはビーチサイドでのハネムーンBBQの準備中。夜も素敵そうでした。


◆バリのローカルフード

ハマさんおすすめのローカルフード、日本では食べられない美味しいものも食べてきました。

大人気らしいローカルフードBAKSO(バッソ、バクソー)という肉や魚のつみれスープのお店。一番美味しいというところに連れて行ってもらいました。

これはジャンボサイズ。ここは豚肉のつみれでした。

大きい肉団子の中にはゆで卵が丸ごと入っていてこれが美味しい。あっさりスープに、自分で好きなように唐辛子を入れたり調味して食べます。バリは気候が良いせいか、味付けが強すぎずマイルド。

夜市に出かけたら、BAKSOの屋台が隣り合ってたくさん並んでいました。何も同じ食べものの屋台ばかり出さなくてもと不思議だったのだけど、これは各お店でスープやつみれの味が違って、お客さんはそれぞれ好みの味の店に行くので、これでOKだそう。ラーメン博物館のようなもの?

これはバリの代表的な料理のバビグリン。お祝い事やお祭りなどに欠かせない豚の丸焼きです。これはまず日本では食べられない料理でしょうね。各部位が食べられて、それぞれ美味しいのだけど、特に皮のカリカリが最高。

ナシチャンプル。ごはんにとりどりのおかずを添えたもの。おかずに決まりは無いようで、その日によっていろいろなよう。肉や野菜、魚など様々なおかずが楽しめます。 食い意地MAXの私を気遣っていろいろ食べさせてくれるやさしいハマさんです。

極めつけはここ、ハマさんがバリで一押しのナシチャンプルのお店。

バリのお店は、ジュースの瓶をずらーーーーーっと並べている店が多くて面白いのですが、ここも机や壁の端から端まで瓶が並んでます。

インドネシア風焼鳥や、豚バラ煮、豚の腸詰め、肉鬆(肉の佃煮)などがガッツリ添えてある、「野郎めし」。これにカレースープをかけて食べます。このカレースープが、鶏だしベースに、おそらくエビなどの魚介だしを合わせたうま味の強いスープで、野郎めしに相性抜群でした。