

ストックホルムで外せないカフェ
11月 15th, 2019 in スウェーデン
おそらくストックホルムで一番有名なカフェは、Vete-Katten(ヴェーテカッテン)だと思われます。あらゆるガイドブックやサイトにおすすめカフェとして掲載されていますが、やっぱり一番おすすめ。
100年近く前からある老舗カフェで、ケーキや菓子パンが美味しいカフェですが、軽食もいただけます。店内には、趣が異なるいくつかの部屋があって、それぞれ全く違った雰囲気でお茶できます。
スウェーデンの名物ケーキ、プリンセストルテはここのか、NKのが好き。
店内のセルフサービスのコーヒーコーナーも可愛いです。ちなみにスウェーデンは基本的にコーヒーのおかわり自由。
店名の「カッテン」は、猫という意味なのですが、店内のいたるところに猫のオブジェがあります。
中庭のブロンズの猫は、思わず本物の猫かと思うような場所にいて、お客さんのお食事風景を覗いています。
場所も中央駅そば、デパートの近くと立地が良くて一人でも入りやすいので、旅行や出張中のランチ、軽い夕飯なんかに立ち寄るのもおすすめです。
相変わらず人気のようで、店の敷地も拡張されて、更に中央駅や病院内などに支店も出来ていました。
観光ガイドなどで有名だと、「みんなが行く店に行ってもなー」「地元の人しか行かないような秘密の場所を見つけたい」という気持ちが生まれたりしますが(私は特にそう)、ヴェーテカッテンは絶対に行くべし!
ストックホルムっ子にも愛されているストックホルム観光で外せないカフェです。
ローゼンダールガーデン
11月 13th, 2019 in スウェーデン
ストックホルム観光で外せない場所、それはユールゴーデン島です。島といっても中心部からすぐ、新宿駅と新宿御苑くらいの距離感なので、絶対に行くべし。
ユールゴーデンの中でもオススメは、Rosendals Trädgård(ローゼンダールス トレーゴード、日本ではローゼンダールガーデンと訳されているようです)。お花や自然風の庭が好きな方に特におすすめです。私はストックホルムの観光地の中で一番好き(ただし、5月〜9月くらいの気候が良いとき)
現地の人にも人気のオーガニックカフェがあって食事も出来ますし、可愛いものが売っているギフトショップ、園芸用品が売っているところと、有料でお花が摘める庭などがあります。
お食事もケーキ類もどれも外れなく美味しいです。外に食べられるそれぞれ趣が違う場所がたくさんあって、緑に囲まれてお食事が出来ます。
9月に行ったので、スウェーデンはもうどっぷり秋の雰囲気で写真も秋っぽいムードですが、7月くらいに行くとこの世の楽園です。
ギフトショップも充実していて、石窯で焼いたパンや、食べ物系のお土産も揃っています。今回はローゼンダールガーデン産の蜂蜜を買ってみました。
写真中央が、ローゼンダールのはちみつです。スウェーデンの蜂蜜はとても美味しいのでお土産におすすめなのですが、このローゼンダールのはちみつ、非常に花の香り豊かで、なんとも言えない上品な味わいで素晴らしいです。もっと買えばよかった。蜂蜜好きな方は必買!
お花畑やハーブガーデンがたくさんあるので、素晴らしい香りになるんでしょうね。
ちなみにユールゴーデン島から対岸の景色を見るとこんな感じです。
北欧の森でのちょっとしたお散歩気分も楽しめますし、スカンセンのあたりはお花もゴージャス。
これぞスウェーデンという景色が楽しめる場所なので、ストックホルムに行く機会があったらぜひ足を運んでみてください。ちなみに中心部から近いのですが、ローゼンダールは公共交通で行くにはやや不便なところなので、私はUberを使いました。
スウェーデンでもUberがとても便利に使えます。あと、レンタサイクルやレンタルキックボードも、ストックホルムは非常に充実しているで、そういうので行くのも楽しくて良いかも。
キックボード、本当に流行っていました。私も滞在中何度か乗ってみましたが、電動で思いの外スピードが出るので結構怖い。事故も多いそうなので、街中より、ユールゴーデンのような交通量少ないところでトライしてみるのも良いかも。
トラムでDjurgårdsbron駅まで行って、駅前でキックボードを借りていくのが楽しいかもしれませんね。
ストックホルムレストラン事情
11月 12th, 2019 in スウェーデン
スウェーデンから帰国してあっという間に10年以上経ってしまいました。9月に久しぶりにストックホルムに行って参りました。
街全体の雰囲気はさほど変わりはなかったものの、レストラン事情はガラッと変わっていてびっくり。
飲食店の数もバラエティーも増えましたが、何が増えたって、オープンカフェ!いたるところ、オープンカフェだらけに。
スウェーデンは5月〜9月くらいまでは本当に気持ちいい季節なので、オープンカフェで過ごすのは気持ちよくて最高です。私が住んでいたころももっとあったら楽しかっただろうなー、と思いつつ色々なオープンカフェを楽しんできました。
ところで、このブログにだいぶ昔にストックホルムのレストラン事情について書いているのですが、もう全然変わってしまっていました。おすすめしたレストランのほとんどが、無くなっていたり、業態変更したり、シェフが変わっていたりで、もうオススメできないところも。
Östermalm(オスターマルム)のサルハルなんて、補修中で移動していたし。
Bernsのダイニングはアジア料理に業態変更だし、本当に10年で変わりました。
いくつか変わらず、もしくは更に進化しているお店もあったのですが、それままた別に書くとして、今回現地の友人に連れて行ってもらったり、自分の勘で入ったり、トリップアドバイザーを参考にしたり、いろいろなお店に行った感触としては、イタリアンのお店は比較的美味しいお店が多そうでした。
せっかくスウェーデンに行ったのにイタリアン?という感じかもしれませんが、スウェーデン料理ってそんなにないんですよね。スウェーデン人はパスタとかピザとか大好きなのもあって、イタリアンは結構充実してます。
スウェーデンの代表料理のひとつのピースープはこんな感じ。
ピースープはスウェーデン人が木曜日に食べる料理。つい懐かしくて食べました。
スウェーデン料理を食べるなら、ミートボールが個人的にはおすすめです。
あとは海鮮料理。市場(サルハル)で食べるのが、素材も選べて楽しいと思います。NKデパートの地下に出来ていたサルハルなども、観光客的には場所が良くてキレイだし、選びやすくておすすめと思いました。
NKのサルハルではザリガニを選んで食べてきました。グラム単位で注文できるし、調理法などもある程度対応してくれるようです。
スウェーデンのはなし、何日か続けます。
2019年士林夜市事情
11月 11th, 2019 in 台湾
先日台湾に行ってきました。
今年は3月と10月に台北に行って、士林夜市にも何度か行ったのですが、士林夜市、大分変化してきています。
一番大きな変化は陽明戯院という、文林路沿いにある映画館がついに閉鎖されたこと。映画館前にたくさんあった露店も取り壊しに伴い、無くなってしまいました。
あとは、Under Armourやadidasなど若者向きの大型店が増えて、小売店が減りました。小さなお店も、UFOキャッチャー店に変わっているところも多く、雑多で何売ってるのか分からないようなお店が減って、ブラブラ見て歩く楽しみが減ってしまって寂しい。
使い方がよくわからないマッサージ道具やキラキラビジューが付いたサンダルなんかを、旅に出ている高揚感で買ったりするのが楽しい場所だったのですが、そうしたお店はかなり減りましたねー。
そして2019年、士林夜市で大流行中な食べ物は、なんとエリンギ茸!
いたるところにエリンギのお店があって、長蛇の列が出来てるところも。
まるごとエリンギのBBQです。
エリンギを丸のまま焼いて、ぶつ切りにしたものを、レモン味や、わさび味、甘辛味のタレと唐辛子、胡椒味、カレー味など様々なフレーバーで食べるようです。これ、美味しいに決まってるので流行るのも納得。日本でも流行りそうですよね。
そして阿宗麺線が士林から撤退してしまって悲しんでいたのですが、今士林では士林媽祖廟の前でやっている阿輝麺線がプレートミシュランに認定されたこともあって熱いようです。
阿宗麺線は鰹出汁が超濃厚で、日本人の舌と胃に沁み、郷愁がゆさぶられるような味ですが、阿輝麺線はにんにくと肉肉しいホルモンの味がガツンと効いた、大陸っぽい力強い味です。
欧米の方には阿輝の方が好まれそうなので、ミシュラン的に阿宋より阿輝になったのはなんとなく納得。
どちらもそれぞれ美味しいですが、全く個性が違うので好みが分かれそうです。阿輝麺線は牡蠣が入っていないこともあって、海鮮好き、鰹出汁好きの私は阿宋の方が好み。
あと、いつの間にか士林にも出店していた福州世祖胡椒餅。
こちらもミシュランに掲載されたそうで大人気。饒河街観光夜市まで行くのは大変だったので士林に出来て嬉しい。
胡椒餅は、胡椒の効いた大ぶりの肉がざくざく入っている肉まんを、窯でこんがり焼き上げた肉まんのようなものです。皮のこんがりした部分と中のもっちりした部分のコントラストが美味しい。
士林夜市、初めて行ってから30年位経ちますが、文林路のあたりはあんまり変わらないと思っていましたが、ジワジワと変わってきました。どうなるか楽しみでもあり、ちょっと寂しさも感じる2019年でした。
メープルクッキング
9月 3rd, 2019 in お仕事
現在発売中の「からだにいいこと」で、メープルシロップを使ったお料理、すぐできる小鉢や、ドリンク類などをご紹介しています。
メープルシロップは、パンケーキやヨーグルトにかけるといった使い方が一般的ですが、お料理にも、みりんやお砂糖、はちみつの代わりに使えます。
和食や中華、もちろん洋食にもメープルの甘みはとても合うんですよ。
という話をしても、なかなか実際に使ってみないと理解がしていただけないのですが、使ってみると、奥行き深く上品な甘味をお料理に与えることに驚くのではないかと思います。
使い方はぜひ「からだにいいこと」ご覧くださいませ。
私はメープルの仕事を始めて、もう10年以上経ちますが、プライベートで料理をするときの甘味付はほとんどメープルを使ってます。
さっと溶けて、どんな素材とも馴染むのでお料理やドリンクにとても使いやすいのです。
ちなみにメープルシロップですが(よく講演でのネタにもしていますが)、協会から提供していただいているメープルより、自分で買っている量の方が多いくらい、すっかりにメープルの大ファンです。