煎り酒

最近、ちょっと高級なスーパーなどでよく見かけるようになってきた煎り酒。醤油が一般的でなかった時代によく用いられた調味料で、今でも日本料理では白身のお刺身を食べるときなどに使われています。

この煎り酒が万能調味料として注目されているようです。

私も一本買ってみました。

信州の丸高蔵の煎り酒です。余分なアミノ酸やエキスなどが入っていないシンプルな材料なのが良いです。

最初、煎り酒は作るのがとても簡単なので、購入にはやや抵抗があったのですが、こういうものはあればあったで便利なんですよね。和ピクルスなどを作る時に重宝しています。

でも煎り酒は自分でも簡単に作れます。煎り酒に使う梅干しは、昔ながらのしょっぱい梅干しを使います。私は、母が漬けてくれている梅干しを使います。

梅干し1個とお酒は300mlくらいを火にかけて、アルコール分をしっかり飛ばしてお酒に梅干しの味が出たら、みりんと淡口醤油を小さじ1くらい加えて味を整えるだけ。本当に簡単です。

お好みで昆布やかつお節、干ししいたけなどで旨味を足しても良いですが、私は梅干しだけがシンプルで好きです。