被災地での救助活動や、被災地のみなさんの健康状態が心配される中、農産物や水の放射性物質汚染の問題も出てきて、一体この先どうなるのだろうと暗澹とした気持ちですごしています。
大学で食品の安全基準は勉強したものの、放射性物質についての記憶は全くなく(教科書には載っていたのかも知れませんが)、私も一から今勉強しているところです。
「ただちに健康に影響はない」と言われても不安ですよね。国民をパニックに陥れないための婉曲表現ではと疑いたくなる気分も分かります。国が今まで大丈夫とお墨付きを出したもので、あとあとダメだったということは薬害エイズなど色々あるからです。公衆衛生研究というのは長い時間がかかり、何十年も時間が経たないと分からないので、仕方の無い一面もあるのですが、無知が一番恐ろしいことだと思うので、鵜呑みにせず自分の頭で考えたいと思っています。
飲料水の基準の件ですが、原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標(厚生労働省の設定でないのですね)は、
放射性ヨウ素(飲料水)300Bq(ベクレル)/kg、だだし乳児は100Bq/kg 、放射性セシウム(飲料水)200Bq(ベクレル)/kgとのこと。
元の知識が全く無いのでチンプンカンプンです。ちなみに厚生労働省の定める水道水質基準に放射性物質は記載が無いのです。放射性ヨウ素300Bq/kgが多いのか少ないのかも分からないので、WHO基準を探しました。WHO公式ページのWHOの水質ガイドラインはこちら(203ページに記載されてます)。
WHO基準では、放射性ヨウ素(ヨウ素131)、放射性セシウム(セシウム137)とも10Bq/リットル……、
「えーーーっ!じゅ、じゅうーーっ!」
と泡食ったのですが別に30倍でも問題ないのかどうなのか、幼児も本当に10倍で良いのかどうなのか、正直放射性物質の知識がないので判断できません。
「賢い人が考えたんだろうだから大丈夫☆」と思考停止したい気分ですが、何故この数値にしたのかの根拠を、NHKや厚生労働省のページなどで分かり易く説明して欲しい。1日や2日飲んでも大丈夫なんだろうということは充分察せられますが、一体何日が安全範囲なのか。
もっとテレビでもこういうことを重点的に取り上げて欲しいと思っています。これで水を買い占めるなと言われても、やっぱり小さい子供がいる人や妊婦さんは不安で買いたくなるのは仕方がないと思います。
明日(か明後日)は昆布摂取につて書く予定です。
うちのママが昆布に付いて早くお願いしますと言ってました。
近所のスーパーからワカメと昆布が完全に消えてました。三陸産のワカメなんかは生産、出荷が出来ないというのもあるのかと思いますが。
水は大丈夫そうですねー。
昆布は頑張って食べても無駄だと思います。
やっぱり無駄なんですね。
テレビでも今から食べても無駄だと言っていたのですが、普段の食生活で摂っていたものは意味があるようなことを言っていました。今だって普段の一部だと思うのですが、吸収可能な量(閾値?)の問題なのでしょうか?突然大量に食べても意味が無いってことなのでしょうか?
完全に翻弄されていますよね。