◆非常食

一昨日は9日ぶりに救出された方のニュースがあり、良かったと心から嬉しく思うと同時に、まだ瓦礫の中で頑張っている方がいるかもと思うと、早く何とか見つかるようにと祈るばかりです。
東北や関東では余震がまだ続いていて、計画停電もあり、気が休まらない日々なのではないかと思います。私も家族や友人のほとんどが関東にいるため、心落ち着かない毎日ですが、非被災者として出来ることを頑張りたいと思います。
買い溜め現象には驚きました。お米は、米どころが被害にあっているので、そういうことを考える人もいるだろうとは思うのですが、カップ麺やパン、トイレットペーパーあたりは謎。家に籠城するするつもりで買っているのだとしたら、パンは日持ちしないし(冷凍するのかな?)、今後の震災に備える非常食として買っているとしたら、カップ麺は水も火も確保できる状況でないと食べられないから非常食向きではないし、増して何故トイレットペーパー?
もうそろそろ買いだめも落ち着いているのでしょうか?
ニュースでも散々取り上げられているので、もう買い占めをしている人がいないことを願います。

今後の余震等に備えて非常食を用意している方も多いと思いますが、避難時に持ち出せる量はそれほど多くないので、これも冷静に対応して欲しいと思います。

私が防災袋に入れている非常食は、水と黒砂糖、氷砂糖、塩、マルチビタミン&ミネラルのサプリメントで、約1700kcal。乾パンなども高エネルギーで良いのですが、口の水分が奪われるので砂糖類にしてます。黒砂糖はビタミンミネラルが砂糖類の中で豊富、また氷砂糖は溶けにくく長く口腔内に留まるのでこの2種類にしています。

非常食においてはダイエットと真逆、重さ当たりのカロリーが高い物ほど価値ある食品ということになります。消化しやすく素早くエネルギーになるという意味では糖分が最適。上記の表は100gあたりのエネルギー量になります。この他、甘いクッキーやパイ類は500kcal-600kcal。ナッツ類も同様に高エネルギーで、非常食におすすめですが、どちらも油脂が多く酸化しやすいのでまめな入れ替えをおすすめします。

缶詰も非常食に人気のようですが、たんぱく質は糖質に比べて消化の際からだに負担がかかるため、非常時のように、長い空腹時が続くときに食べると危険なこともあるので注意が必要です。

持ち歩き用には塩キャラメル。これは普段、エレベーターや電車に閉じこめられたときなどの非常時用に持っています。

 12粒入りなので、ひと箱300kcal。一食分くらいにはなります。