◆水のはなしの続き

NHKのクローズアップ現代を見ました。番組内で、日本産科婦人科学会が、水道水の放射性物質のついての見解を出していると案内していたので、早速見てみました。
「水道水について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内(日本産科婦人科学会公式サイト内)」。

結論としては、今の基準で大丈夫と言うことのようです。ドキュメント内では妊娠中の女性が、1日1リットル妊娠期間中に200ベクレル前後の水を飲んだ場合で計算されています。すると、1.232ミリシーベルトになり、これは米国産婦人科推奨の50ミリシーベルトを大きく下回るので心配ないとのこと。

この計算には飲料分だけで煮炊きにつかう水分が入っていないのではないかと思われるのですが、煮炊きの分も入れると通常は2リットルくらいが1日の消費量になると予想されます。なので倍で考えた方が良いと思うのですが、それでも50ミリシーベルトには遠く及ばないので大丈夫そうですね。
とはいえ、日本産科婦人科学会でも飲料としては水道水以外をすすめているようなので、煮炊き以外の水分は水道水を避けた方がより安全かも知れません。

ところでこれはヨウ素131の話なのだと思うのですが、セシウムはどうなんでしょう?