ラ・スプランドゥール/La splemdeur

久が原のパティスリー、ラ・スプランドゥールさんは今日で2006年の開業から丸12年。美しいケーキはますます進化しています。

オーナーの藤川シェフは、私がピエールドオルでスタージュをしていたときに本当によく面倒を見てくださった恩人です。

夏なので、素敵なひんやりデザートがたくさん。目にも涼しく、味の組み立てもとても凝っています。

藤川シェフはとにかく仕事が丁寧な方で、ひとつひとつが宝石のように美しく仕上げられています。綺麗なお菓子を前に、どれを買うか本当に迷います。あれもこれも食べてみたいけど、もうそんなに一度にケーキを食べられる歳でもなくなってきたので、迷いに迷います。

最後まで買うか迷ったのが、このホールのチーズケーキ。ゼラチンを使っていないそうで、なめらかな口どけだそう。上にはレモンゼリーが乗っていて、絶対に美味しい。
しかし、ホール、、、、

チーズケーキは今度人をお招きした時にしようと今日はあきらめて、和栗のモンブランとコーヒーと緑茶のジュレにしました。
コーヒーのジュレは何度もいただいたことがあるので、今日こそ他のものを試そう、、と思うのに、どうしても外せなくて選んでしまいます。

和栗のモンブラン、モンブラン好きの方に絶対におすすめ。土台のメレンゲが密かに凝っています。そして、和栗とクリーム、メレンゲのとのバランスが絶妙、甘さは控えめです。

焼菓子もすごく美味しいんですよ。コーヒータイムに取り出して、味の違いを楽しんで食べます。フィナンシェやマドレーヌ、ガレットなんかは、ガッツっとバターが効いていて、バター好きには最高です。

ラ・スプランドゥールさんのお菓子は、久が原のお店でしか買えません。通販などもされていないので、そこも今の時代希少で、贈答品にもおすすめです。近所にお住まいの方が羨ましい。