今日はものすごく可愛い御菓子を紹介するので覚悟してください。A先生からいただいた亀末廣さんの御菓子です♪
もう箱から、小さなお熨斗から可愛いーーー。
手に持った時の心地よい重みが既に確実に美味しそう。亀末廣さんの四畳半のプティということで胸が高鳴ります。
そーっと箱を開けると、
可愛いーーーーーーーー!!!!!
可愛すぎてころげまわりたい。
可愛すぎて涙ぐみそう。
全体的に写真よりふたまわり程小さいです。おだんごひと玉の長さが1センチほど。わらびや焼き餅なんか、本当にぽっちりしたサイズが直径8センチほどの小箱にぎゅっと2段に入っています。そして、見た目の麗しさに違わぬ美味しさです。
やわらかい求肥の焼き餅、中は上品な味噌餡で、上には木の芽が。春らしいーーーーっ。おだんごは、上品なふんわりした色合いの餡団子。しっかりした甘味なのだけど、大きさが小さいのでちょうど良い感じ。
わらびの産毛の感じがもう、可愛いーーーーっ!抹茶ときな粉の香りがすばらしい御菓子。今の時期、花も美しいけど、なんといっても新緑が素晴らしく、それが清々しい緑で表現されていて、日本人として魂が揺さぶられます。
季節的に藤を表現している御菓子かな?この中はふんわりした求肥とこし餡で、まとった砂糖菓子もしっとりとしていて甘味も控え目です。
小さいお菓子ですが、ひとつひとつの完成度が高く、どれも非常に美味しい御菓子です。見た目が綺麗なだけでは断じて無いのが素晴らしい。この手のお菓子は苦手と思っている方にこそ食べて認識を改めていただきたい。といっても私も子供の頃は、四畳半をいただくと中の金平糖や飴菓子だけ食べていたので人のことは言えません。歳を重ね、季節を愛でる気持ちや、味の奥行きを探れるようになってこそ、良さが沁みてくる大人のお菓子なのかも知れませんね。
綺麗だし飾って楽しんだりしたいところですが、求肥のやわらかさや、砂糖菓子のしっとり感を楽しむには、なるべく早く食べた方が良いと思います(もう一段全部食べちゃいました)。
亀末廣 (かめすえひろ)
京都市中京区姉小路通烏丸東入ル
TEL:075-221-5110
8:00?18:00 日・祝休