ここ何年かで本当に海外から日本に観光に来る方が増えましたね。京都の新京極や東京の銀座を歩いている人は外国人の割合の方が多いくらい。
日本の良さがそれだけ広く認知されるようになったのかなと思うと嬉しい限りです。
我家も海外の友人知人が日本に遊びに来てくれることが増えました。そこで毎度頭を悩ませるのが、何をご馳走して差し上げるか。
相手の出身国の食文化や好み、生活スタイルなどからどこにお連れするか考えます。京都に住んでた頃は、今より更に外国人ゲストをおもてなしすることが多かったのですが余程の日本通でない限りは高瀬川のがんこにお連れしていました。
いろいろとトライしたのですが、高瀬川のがんこは外国人の方受けがとても良いので助かりました。
最近、東京でよくお連れするのは築地のじげ。こちらではマグロの中落ちが中骨ごとダイナミックに出てくるのです。
最近ではお客様のためにSNS映えも加味して考えてます。
中落ちを蛤の殻ですくって食べるというスタイルも喜ばれます。食べきれない分はお寿司にしていただけます。この他、炭火やきとりという多くの外国人に好まれる料理が美味しいのも有難い。
あと、生ものが苦手な方や、何度も日本に来たことがある方と行くのは串揚げ。串揚げは、ストップをかけるまでいろいろな食材をフライにしたものが自動的に出てくるというシステムなので会話に集中出来るのも良い点です。
取り分け方式だと、お箸が苦手な方や取り分け式の食事に慣れていない方だと煩雑になってしまうことがあるのですが、串揚げはお箸が使えなくてもOKだし、量も個人のお腹の空き具合にに合わせられます。
フライとソースの味も万人向けするし、外国の方にとっては珍しい食材にもトライしやすい料理なのです。ちなみに写真で手に持っているのはアスパラ。アスパラが丸ごとフライでそれを手に持って食べるというのがとても珍しかったようで喜んでいただけました。
でも、なんといっても一番喜ばれるのは家にお招きして家庭料理をご馳走することですね。うちにお招きした時は、欧米の方の場合は、神戸牛、松坂牛の各部位ステーキ食べ比べをメインにしています。試行錯誤しましたがこれが今のところ一番喜ばれるメニューです。