大学の先輩に、山科の蕎麦髙月さんに連れって行っていただきました。
秋の味覚いっぱいの先附。ひとつひとつが全部良いお味です。
そしてこのそば湯にびっくり!まったりと濃いそば湯で、今まで飲んだそば湯で一番美味しかったです。木の芽の香りがほんのり効いていました。
向附は、鯛と、骨抜き鱧のおつくり、鱧の焼き霜、鱧の子の塩辛。これがどれも素晴らしく美味しく感激。
美味しい和食にはやはり日本酒。久保田の万寿、洗心など、美味しいお酒をたくさん先輩に飲ませていただきました。幸せーー。
髙月さんは、少し山に入ったところにある民家風のお店(滋賀の古民家を移築されているようです)。この日は雨だったのですが、しとしと雨に濡れる緑を見ながらのお食事もまた風情があって素敵でした。
おそばと天ぷらと玉。天ぷらは、はもと松茸。お蕎麦もさることながら、蕎麦つゆが素晴らしかったです。シンプルに鰹と昆布だけでとっているそう。
これは大根そば。軽く干した大根に葛を打ってるような感じのお蕎麦なのですが、口当たりやさしく歯ごたえがよく、クセになる味でした。
そしてそば湯。素晴らしい、素晴らしいそば湯です!
炊き合わせ。どれもお出汁をたっぷり含んでいいお味です。
鱧しゃぶ。幸せです!
こんな素敵な土鍋でしゃぶしゃぶします。しゃぶしゃぶのあと、このお汁をいただくのですが、このお汁がまた非常にうま味が強く美味でした。
これで終わらず、なんと今度は焼き物が!子持ちあゆに海老、栗に松茸がよく温められた塩板に乗って登場。もう幸せの絶頂です!嬉しいーー。
ひとつひとつ全部美味しい。普段あまり日本酒は飲まないのですが、さすがにこれだけ美味しいご馳走を前にするとすすみます。
最後にお寿司。久しぶりに美味しいもの食べたーー、という気持ちでいっぱい。持つべきものは良い先輩…、とジーンとしつつ、私も美味しいものを後輩にご馳走出来る先輩にならねばと密かに心に誓いました。
抹茶わらびと、ぶどう、黒蜜あん。本当にご馳走様でした!
また絶対行きます!何なら週一回は行きたいくらいです。
春秋山荘 蕎麦髙月(こうげつ)
京都市山科区安朱稲荷山町6
075-501-1989
月休、第2、第4火休 (4月、11月は月休のみ)
山科駅からタクシーで1メーターくらい。