ホテルニューオータニ内にあるインターナショナル料理の店トレーダーヴィックスは、私が子供の頃から最もよく行っているお店なのですが、メニューもインテリアもその頃から変わっていません。最近ではその安定ぶりに郷愁を感じ、この店での家族や親戚、友人との食事の思い出を反芻しに行く場所になりつつあります。
ポリネシア調なのでやっぱり夏が一番気分が出ます。
頼むメニューはもうずっといつも一緒。これはピノペペ。アルコール抜きも出来るので子供でも大丈夫。ここのカクテルメニューの絵が大好きです。
カマイナ。このココナッツの容器とスティック、昔はもらえたんですよ(今ももらえるのかな?)。これが子供の頃は楽しみで、実家の私のペン立てはずっとこのココナッツです。あと、タヒチアンパールは真珠のピンが持って帰れるのでおすすめ。
CHO CHO(チョーチョー)。牛肉の薄切りを火でさっとあぶって食べます。
トレーダーヴィックス風春巻き。
ボンゴボンゴスープ(牡蠣とほうれん草のクリームスープ)。ここまでの3つは必ず頼むもので、人数が多いときは、他にスペアリブとステーキ類を頼みます。
この日は、他にサラダと海老のカレー(カルカッタ風)を頼みました。いつも〆はカレーか五目焼きそば。これで2人でお腹いっぱい。ボンゴボンゴスープがかなりお腹に重い一品なんです。
最後にコーヒーとフォーチュンクッキー。基本的にメニューも器もサービスの方法も、私が知る限り少なくとも30年以上変わっていません。変わらない良さがニューオータニにはたくさんあると思います。このままずっと、その良い部分を継承していっていただきたいなあ、と思っています。
まったく目にしたことのない、縁もゆかりもない料理ばかりでビックリしました。アラビアンナイトの世界に迷い込んだみたいです。
味は日本人向きの食べものばかりですよ。
カクテル類は結構強いので注意です。