◆もなか舞玉(繭玉)

クリスマスが終わったら、すぐお正月飾り。この時期ほんとうに忙しないですね。我家はクリスマスツリーをしまっておく場所がどこにも無いので、クリスマス飾りはリースくらいで、片付けも簡単ですが。京都に来て驚いたのは、お正月飾りに「餅花」を飾ること。東京では見たことが無く、小さな紅白のお餅が柳の枝についているのが珍しく、去年は餅花を飾りました。

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今年は舞玉飾り。小さい頃、このもなか素材で出来た舞玉を付けるお手伝いが大好きだったのですが、大人になっても相変わらず楽しい作業です。もなかの皮の香りがして美味しそうなんですよね(食べられませんが)。

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180センチくらいの柳の枝5本に、200玉くらい飾りました。実家では薄紅色と白の舞玉に、小さなおもちゃ(七福神、凧、羽子板、米俵、小判など)をたくさん吊していたのですが、思うようなおもちゃ飾りが見つからなかったので、カラフルな舞玉をギッシリ。

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近くに寄って見た方が可愛い。

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感じが大分違うのだけど、一応おもちゃもネットで取り寄せました。が、これ枝に吊すには大きすぎてビックリ。写真では小さく可愛く見えたんですけどね。仕方ないのでお盆に盛って飾ります。

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鏡餅は昆布も四手も無く、あっさりした飾りにしました。三方も持ってきていないので、お盆で簡易飾りです。鏡餅は神様の食べものですから、出来るだけ美味しいものをと、錦で搗きたての、頬ずりしたいようなお餅を買ってきたのだけど、あっという間に乾燥肌。お正月にはメロメロベリベリに割れてくると思われます。

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晩白柚(ばんぺいゆ)はお友達が送ってくれました。見て良し、食べて良し。これがあるとぐっとお正月気分が高まります。ありがとう。

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今の時期、錦は人・人・人で午前中に行っても大混雑。目的のお店まで牛歩。

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玄関のしめ縄飾りも、京都と東京は大分違いますね。京都の方がお飾りは派手なイメージがあったのですが、お正月飾りは東京の方が派手。東京の華やかなのも好きですが、京都風のあっさりもまた素敵。しめ縄飾りは東京でも京都でも、年末に街に立つお店で買っています。これは錦に立っていた市で。