てびちの台湾風煮込み

先日台湾の方に、沖縄のアンテナショップに豚足が売っていて、これを使って台湾風の豚足煮込みが作れることを教わって、早速豚足と豚軟骨を買ってきました。

沖縄ではてびちと言うんですね。沖縄と台湾は、地理的に近いこともあって食文化が似ていますね。

てびち、軟骨ともにエネルギー量的にはかた肉くらいですね。

バラ肉の半分くらいのエネルギーだけど、ブルプルになって満足度は同じくらいだから、豚バラ煮るより脂は少なくなりそうだ。豚バラでも、鬼のように脂を取るので口に入るときは油脂量だいぶ少なくなってはいると思うのですが、それでもやっぱり違いますね。

そしてこういう時間のかかる煮物はもちろんホットクックにお任せします。

最初に沸騰したお湯で10分ほど下煮して、アクと脂をざっと取り除いたてびちと軟骨を、ホットクックに入れて、日本酒たっぷりと、醤油、氷砂糖、しょうが、八角、唐辛子、ネギの青いところで柔らかく炊きます。2時間くらいで程よくトロトロに。

あとは、ゆで卵と、油を切った厚揚げを加えて、一晩冷蔵庫で寝かせて、翌日、ゆで卵を取り出して、また五香粉と白胡椒を加えて30分くらい煮て出来上がり。

ジャスミンライスが食べたかったので、パクチーも添えてちょっとタイ風でもあるような。
チバソムを脱走して毎日食べていた、豚の角煮ご飯を思い出します。

豚肉の煮物は皮付きの方が断然美味しいのに、本土ではなかなか皮付き豚肉が手に入らないのが残念だったのですが、沖縄のアンテナショップで手に入ることが分かったので、これからは皮付きの豚を煮物には使おうと思っています。