「孤狼の血」とたこ飯

先日映画「孤狼の血」を観てきました。
グロテスクで見ていられない場面も多かったけれど、役者さんたちの演技が素晴らしく見ごたえのあるなんとも濃い映画で、観てよかったです。

映画のストーリーが面白かったので、原作の「孤狼の血」とその続編「狂犬の眼」も読んでみました。
映画には出てこないのですが、原作本にはどちらも主人公の好物として「たこ飯」が出てきて、その描写が美味しそうなので、早速たこ飯を作ってみました。

少し甘めの味付けでさっと煮たタコを煮汁ごと、お米と炊きます。夏なので、炊きあがりに新生姜の刻んだものを多めに加えてさわやかに。もちろん一志郎窯の土鍋で炊いております。

「孤狼の血」の舞台は広島ですが、瀬戸内海の海岸地域にはたこ飯を食べる文化があるようです。タコだけを入れたもの、油揚げやニンジンなども一緒に炊いたものなどレシピもさまざま。

神戸のひっぱりだこ飯という、たこ壺風の容器に入った駅弁は有名ですよね。あれ、見かける度に興味を惹かれつつも食べたことありません。今度食べてみよう。