3カ国向けレシピ

しばらく前から、ある企業の社内報向けレシピをつくるお仕事をいただいているのですが、レシピは日本、中国、イギリスに暮らす方向け、更に中国は駐在の方だけでなく、現地の方向けでもあるというものなので、毎回どんなレシピを作るか、非常にチャレンジングなのです。

私自身はヨーロッパはスウェーデンとドイツ、中華圏は台灣に暮らしたことがあるので、その時の経験から想像をめぐらせ、各地の旬素材などを調べてレシピを作っています。

日本と中国では似た素材もあるけれど、味の基礎としてよく使うネギやショウガ、醤油などの調味料もちょっと違うので、どちらの国のものを使っても美味しく作れるものを考えます。
あと、食文化の違い、例えば中国では生ものや冷たいものはあまり食べないので、そうしたことも考慮。

また、イギリスの駐在の方向けには、私自身がスウェーデンに暮らしていたころの経験を生かしています。スウェーデンに暮らしていた頃は、友人が住んでいるロンドンにはよく遊びに行っていたのですが、当時スウェーデンにはあまり大きな日本食材店がなかったので、ロンドンのジャパセンに行って買い物してスウェーデンに帰るのが楽しみのひとつでした。
ロンドンは大きな都市で日本人も多いので、日本食材も比較的に手に入りやすいのだけど、値が張ってしまうものは使わないでレシピを作るのがマイルールです。

そして更に、社員のみなさんが、仕事後に疲れて家に帰ってきて、ぱぱっと作れるもの、作りたくなるもので、1品である程度の栄養をカバーできて、美味しいもの、というのが絶対条件。こうした条件を満たした上で、季節感も反映します。

季刊誌なので次の号はまだ先になりますが、今から次号で何を作るか日々こんなのどうかな?と考えるのが私自身の楽しみにもなっています。