京都に遊びに来たお友達に、「何食べたい?」と聞いたところ、湯豆腐とのリクエスト。これまでにもいくつか湯豆腐屋さんに行ったことがあるのだけれど、あまり納得いくところが無かったので、新たにどこか良いところ無いかな?と探して、嵐山の松籟庵(しょうらいあん)に行ってみました。
渡月橋から、桂川沿いに歩いて亀山公園内に入っていくとお店があります。迷ったらどうしようかと思っていたのですが、ポイントポイントに看板が出ていてすぐ分かりました。
お店に行く道も風情があって、気分が盛り上がります。
小道を進むとお店が見えてきます。こちらは近衛文麿公の庵だった建物だそうです。建物の向こうはすぐ桂川。
写真がボケボケなのだけど、お部屋からの眺めの雰囲気、なんとなく分かるでしょうか?窓の向こうに桂川と山が見えて絶景です。
こちらのお豆腐はすべて、森嘉さんのお豆腐です。まずは雪塩で。
1月らしい八寸。綺麗な景色をながめながらゆっくりいただいて幸せ。あと、こちらは書も非常に素敵です。それもそのはず、オーナーが、小林芙蓉さんという書画家でいらっしゃるそう。
湯豆腐。やはり冬の方が湯豆腐はしっくりきますね。冬枯れの景色と湯豆腐が合います。
揚げ出し。これも葛が丁度良く美味しかったです。
お食事セット。3800円のコースをいただいたのですが、もう本当にお腹いっぱい。
こちらのちりめんじゃこは、お持ち帰りもできます。とても上品なお味に炊いてあって、青山椒がピリリと効いたお味。私もお土産にいただいて帰りました。
デザートはお豆腐のアイスと生八つ橋。景色や建物、書にお料理と全部京都らしく、京都観光にお友達が来たら是非ご案内したいと思うお店でした。
松籟庵
京都市右京区嵯峨亀ノ尾町官有地内
11:00?17:00(L.O.16:30) 無休
TEL:075-861-0123