今日八百卯さんの前を通ったら、閉店のお知らせが出ていて驚きました。新聞のニュースにもなっていたようですが知りませんでした。ご主人が昨年急逝され、閉店となったようでとても残念です。八百卯さんは、梶井基次郎氏の小説「檸檬」の舞台として知られるお店。店頭にも各地のレモンがたくさん並んでいて楽しいお店でした。
スギトラさんに続き、八百卯さんも閉店(どちらも洛中にあるフルーツパーラー併設の果物屋さんでした)、非常に寂しいです。まだ京都に住んで2年の私がガックリくるくらいですから、洛中育ちの方は相当ショックなのではないかと察せられます。何となく余所者からみると、京都のお店はずっと昔からあって、未来永劫続いて行くというイメージがあるのですが、実際は惜しまれつつ閉店されるお店も多いように思います。