◆恵方巻

jizou.jpg昨日の京都は町中節分ムードでした。東京ではこんなに節分ムードは無い気がします。やっぱり京都だから?
寺町アーケードの矢田地蔵尊もすっかり節分ムード。甘酒のふるまいもしていました。八坂神社ではお舞妓ちゃんの豆まきがあったようで、来年は行ってみたいなー。

ところで恵方巻、最近でこそ東京でも見かけるようになりましたが、少し前まで私は全く恵方巻きを知りませんでした。大阪、船場の商人の商売繁盛祈願がおこりという説があるそうですね。父方の祖母がまさに大阪船場の商家出身なのですが、父からも全くこうした風習は聞いていないのだけど…。
節分の夜、恵方(今年は南南東でした)を向いて、無言で家族そろって巻きずしを丸かじりすると、その年は幸運がやってくる、らしい。非常に面白い食文化ですよね。京都では本日たくさんの恵方巻が売られていました。京都の方にとっては結構なじみ深い習慣になってるのでしょうか?
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私も真似して恵方巻を食べてみることにしました。左は「いづう」の小巻き寿司(厚焼き玉子、椎茸、三ツ葉、生姜)。かぶりつくのにちょうど良いサイズ。右は「ひさご」招福巻きずし「招福幸運巻(すごい名前!)」厚焼き玉子、焼き穴子、干瓢、椎茸、お新香が入っていますどちらも甘めの味付け。私はいづうのお寿司の方がやや好みかな? 
お寿司は酢飯に結構塩が入っているので、どうしても塩分摂取量が高くなりがち。お寿司を食べるときは、カリウムに富んだ野菜や芋類、海藻などを一緒に食べると良いですよ。
mame.jpg豆まきの豆は、小さなお面が可愛くて豆政のものを用意。福豆(いり大豆)と、海苔のまぶしてある大豆の2種類が入っています。

夫が「福はぁー内」と言いながら外に向かって豆を撒いていたので、今年幸運がうちに来るかちょっと不安です…。恵方巻もしゃべりながら食べたし。

「いづう」「ひさご」の恵方巻は、京都タカシマヤにて販売されていました。豆政の福豆は、節分時期、大丸、タカシマヤなどで販売されています。