◆書類の片付けが疲れる上に進まないワケ
書類の片付けは、服やキッチン用品などの整理の5倍位疲れる。
これは、判断しなくちゃいけないことが多く、脳に負担がかかるからだと思うのですが、それだけでなく、
①捨てると決めてもゴミ袋に入れてすぐゴミに出せないものが多いこと
②捨てても質量が小さいので、部屋からモノが減った感がうすい
ことが原因だと思っています。
捨てずに取ってあった書類でゴミに出せなくて溜め込んでしまっていたものは、私の場合
・使用済みの銀行通帳
・過去の確定申告書類関係
・給与明細
・クレジットカード明細
などなど。10年以上溜めてたから結構な量。更に親の分も、何なら祖父母の分までまだ出てくる始末。
全部もういらないものなんだけど、簡単には捨てられない。
捨てて良いことは充分理解しているけど、捨て処分に時間がかかるから出来ない。
(しかもクリアポケット付きのファイルに入ってるやつとか、ひとつひとつ、ファイルから書類を出すだけでも発狂しそう)
◆家庭用のシュレッダーにかけてたら何日もかかる
片付け指南を見てると、こういうものはさっと捨ててしまいましょう、みたいに書いてあるけど、その作業にかかる時間が尋常じゃないから手を付けられなかったんですよね。
サラリーマンの頃は、会社に「まもる君」という機密文書回収ボックスがあり、これに必要がなくなった重要書類はバンバン入れればよかった。
シュレッダーも秒で大量の書類や、なんならCDまで粉々になるものがあったから、書類を捨てるのは大変楽だった。
しかし家庭には、まもる君もいなければ、大量に書類を飲み込んでくれるシュレッダーもなし。
更にですね、捨て作業をしていると、書類だけでなく、手紙、日記、名簿、写真などゴミに捨てづらい紙ものが無限に湧いてくる。
◆名簿の捨て方が分からなすぎる
書類だけなら100歩譲って、何日かかけてシュレッダーにかけるとして、名簿は無理。絶対ムリな量。
実家には大量の名簿(なんと私が幼稚園から大学、大学院までのすべての名簿)、私の分だけでなく親の同窓会名簿やらOB名簿、何なら祖父母関係の名簿まで残っていました。
昔の名簿って、めちゃ細かく個人情報が載ってるんですよね、って思って令和の時代に発行されている夫の同窓会名簿を見たら、昭和に負けず劣らず詳細に載ってるから日本の名簿文化恐るべし。
こんなのシュレッダーにかけてたら50代はストレスで病気になっちゃう。
◆ネットで名簿の捨て方を調べるが全然役に立たない
困ったときはネット検索。名簿、捨て方で検索すると一応いろいろ出てきますが、大量処分には向かない方法ばかり。
その中で、もしかしたら一番いいのかな、と思ったのは新聞紙などに包んで普通に燃えるゴミに出すという方法。そもそも論なのですが、燃えるゴミに出したものって、そのまますぐ燃やされるのだろうか。
すぐ燃やされるなら、機密書類も写真も日記も名簿も地道に燃やすゴミに出すのが一番だと思うのですが、ゴミ処理事情に関する知識がない故、機密書類を普通ゴミに出す勇気がなくこれは実行できず。
※名簿は分けて出すにも、量が多すぎて無理
◆書類溶解サービスに申し込む
ところで私は仕事関係の機密書類は書類溶解サービスを使っています。
だがしかし、結構利用料は高いんですよね。
仕事の場合は機密度も高いので必要経費と割り切っていますが、これを家庭で頼むことは当初は考えてなかった。
ちまちまシュレッダーを頑張ろうかと思っていた。
何なら一般ごみで捨てることも検討しはじめていた。
のだけど、名簿の山を見ているうちに、時間と自分の健康を考えて書類溶解サービスに頼んで一気に持っていってもらう方が良いという判断に至りました。
20代、30代ならいざしらず、40過ぎたら時間も健康も宝だということが身に沁みてきます。
こちらのほうがずっと重要な必要経費かも。
書類溶解サービスはいろいろありますが、基本的には宅配で、最初に返送用のダンボールと宅配便の伝票が送られてきて、それに詰めて送り返すだけ。一気に処分できるのでシュレッダーしているよりスッキリ感もあるのでおすすめです。
※全部取ってあった給与明細。毎月シュレッダーしておけば良かったのだろうけど、そのときは「後で見返すかも」「老後に見たら楽しいかも」とか思ってたんですよね。全然見返さないし、見返しても特に楽しくもないのに。
つづく。
※このブログはモノを過剰に持っている筆者が、今後の人生をスッキリ過ごすための片付け記録です。すでに断捨離や片付けなどにハマって、ある程度片付いた生活をしている方には全然参考にならないと思われます。人生も家もとっ散らかっている方、お仲間です。一緒に頑張りましょう!
1 Response
[…] つづく。 […]