からだに良い食品、悪い食品なんてない

今朝の地震で、多くの方が怪我をされたり、まだ混乱も続いている様子、どうかこれ以上何も起こりませんよう、早く日常が戻りますよう祈っております。

ここ数日地震がよく起こるな、と思っていたらこんなことになってしまい、自然災害が起こる度に人間にはどうにもできない自然の脅威に無力感を感じます。

また、こうした災害、非常事態が起こる度に感じるのは、非常用食品をはじめ、賞味期限の長い食品や、お湯をかけるだけで食べられるようなインスタント食品などのありがたさです。

添加物によって賞味期限を伸ばしている食品や、インスタント食品、砂糖たっぷりのお菓子などは、とかく健康に良くないと、「からだに悪い食品」のやり玉に上がって批判を受けることがありますが、ライフラインが止まった状況では、キャラメルがたっぷり入ったチョコレートバーは、空腹をなだめ、命をつなぎ、気持ちの落ち着きとやる気をくれる、素晴らしい食品になります。

お湯が沸かせる状況なら、温かいインスタント麺は、本当にありがたく、命も気持ちも救ってくれるでしょう。

どんな食品にも良い面、悪い面があって、それは時と場合、量によって変わります。ですから、からだに良い食品、悪い食品という分け方はしっくりこないので、私はこうした表現には抵抗があり、自主的には使わないようにしています。

とにかく、被災された方々に安全と平和が早く訪れますよう。