中川一志郎さんの一志郎窯の御飯土鍋を錦市場のPulau decoで買ってから今年で丸10年になります。
途中、蓋を割ってしまって、蓋だけ別注で作っていただきましたが、本体はもうすぐ丸10年。日々美味しいご飯を炊いてくれています。(蓋を割ってしまったとき、一志郎窯に電話したのですが、すぐ対応して作っていただけてそれにも感謝でした)
扱いが雑だったのか、ところどころ欠いてしまったところもあるけれど、鍋自体の風合いが増してきてますます愛着を感じています。
この10年、雑誌の撮影時に小物として使ったり、お料理教室やイベントにもたびたび携えて行ったりと、うちでご飯を炊くだけでなく仕事でも大活躍してくれました。
10年で変わったことといえば、炊飯時間が短くなってきたこと。なぜかは不明なのですが、だんだん火の回りが早くなってきたのか、ご飯が炊ける時間が短くなってきました。今は強火6分、弱火5分の計11分くらいの火入れでごはんが炊きあがります。あっという間にごはんが炊けるのでそれも本当に大助かり。
10年経った今でも、ご飯を炊いたあとの土鍋を少し水に付けておけば、こびりついたご飯もツルリと取れてきれいに簡単に洗えます。
洗う時は、もちろん洗剤は使わず、ダイソーの速乾スポンジを土鍋専用にして使っています。
一志郎窯の炊飯土鍋、今は通販でも買えるみたいですね。しかもこの10年で本体価格(税抜き28,000円)が変わっていないというのも良心的で素晴らしい。色も赤や黒もあるようです。羽釜もすごく色合いや風合いが素敵。
電気釜なら10年も使っていればそろそろ(とっくに?)買い替えですが、この土鍋はまだまだこれからも、20年、30年と大事に使って行きたいと思っています。