お正月といえばお雑煮。お雑煮、地域によって本当に違うんですよね。以前各地のお雑煮に関する仕事をしたことがあるのですが、具材が実に様々で驚きました。我家は毎年お正月には、3種類のお雑煮を楽しんでいます。
夫の実家の味は、寒ブリ入りのお雑煮。
昆布と鰹の出汁に、寒ブリ、小松菜、大根、人参、椎茸、三つ葉、柚子、丸餅。
今年は幸楽屋さんのお餅を大晦日に買ってきました。餅米の粒々が少し残っているのも楽しい美味しいお餅でした。
我実家の味はバリバリの関東風。
昆布と鰹の出汁に、かしわ、小松菜、大根、人参、椎茸、三つ葉、ゆず、焼餅。
私の趣味で白味噌雑煮。
これ、京都に越す前から大好きで、お正月に必ずつくっていました。昆布で濃?い出汁をひいて、山利の白味噌、かしら芋、丸餅、大根と京人参のあわじ結びに、糸かつお。お餅は、今年はあわ餅。あわ餅は京都で人気のおまん屋さん、中村軒さんのものを。
お正月のお箸は、両端の丸い柳の箸とされていますが、一般に手に入れやすいのはミズキ(本柳)のお箸。このミズキのお箸も国産のものは少ないですね。私は京都では去年も今年もタカシマヤで、長野産ミズキのお正月箸を調達しました。
今日のシャンパーニュはパイパーのロゼ。
お節はつくらなかったのですが、大好物の数の子だけは用意しました。
ギャオオオオーー
昔は各家に獅子舞が来て、子どもの頭を囓っていたと思うのですが、今はどうなんでしょう? 囓られるのが嫌で逃げ回っていたのを思い出しました。