11月も幸せなことに、なかひがしさんにうかがえました。
晩秋らしい、鄙びた風情の八寸。飲まないつもりでしたが、ついついこの八寸を見てワインをお願いしてしまいました。
落ち葉の中に、栗や銀杏などの実が埋もれている表現が素敵。
むかごのおこわの下にはうなぎが。菊菜と野生のしいたけのお浸し。上にのっているのはぐみの実。
お椀は、小かぶととち餅の白味噌仕立て。お椀の塗り物もまたいつも楽しみにしています。さわらとみかんと紅かぶらの包み焼き。
鯉のおつくり。上の落ち葉は山椒の葉。生姜のジュレと落ち葉と全部合わせていただきます。山椒の葉もまた、ほのかに山椒のお味で美味。茸と小芋さん。
笹鰈と一瞬迷ったけど、やっぱり今回も鴨を選んでしまいました。おひたし。
ごはんセット。万願寺さん+ピリッと万願寺さんのピュレが素敵に美味しいくて真似したいお味でした。よく熟した柿と人参菜のソルベ。晩秋を何よりなかひがしさんのお食事で堪能させていただきました。ご馳走様でした。
草喰なかひがし
京都府京都市左京区浄土寺石橋町32-3
075-752-3500
12:00から13:30、18:00から19:30 月休