ラ・サブレジエンヌ

私は、クッキーなら何でも好きということはなく、クッキーに関しては、美味しくなければ手が伸びない方。クッキーには評価も辛めです。

従姉妹の結婚式の引菓子のサブレクッキーが、クッキーはそれほどでも…の私が爆食いが止まらないクッキーだったのでご紹介したいと思います。

まず入れ物の缶がコロンとしていてマカロンみたいで可愛い!!!

このブルーも大好きな色なので、まずこの缶を見ただけで永久保存決定。ちなみにかわいい缶を集めています。

そして、薄いサブレクッキーがみっちり入っていて、これは見るからに美味しそう。

でもって、発酵バターたっぷり、ゲランドっぽい塩味が効いていて美味しい!素材のひとつひとつが厳選された良いものであることがビンビン伝わってくるサブレクッキーです。

この洒落たサブレはどこのだと思いきや、やはりおフランスのものなのですね。

フランス、ロワールのもので、サブレ侯爵夫人のレシピを守り続けている『ラ・サブレジエンヌ』のものでした。
はっ、これは日本橋三越地下お菓子売り場を通るたびに横目でチラチラ見て気になっていた、缶の可愛いクッキーの店の!あのクッキーはこんなに美味しかったのかー。今後私もご進物に使いたいと思います。

サブレ侯爵夫人のサブレレシピは1670年くらいに完成されたもののようなので、日本でいうとちょうど八ツ橋と同じくらいの歴史ですね。今でも人気のある基本的な焼菓子は西欧東洋ともにこのあたりの時期にすでに台頭していたようです。