3月のある日、京都に遊びに来てくれたお友達と山玄茶さんでお昼の軽いコースをいただきました。
白魚、ほたての下は黄身あん、お出汁のジュレと生姜酢でいただきます。上には可愛らしい紅芯大根。食後に一緒に行った友人から「どのお料理が一番好きだった?」と聞かれて即答した一品です。
腕もののしんじょうの中には蛤が。最初はお出汁を楽しんで、次は練り梅を広げてまた違った味わい。お造り、奥は鯛なのですが、中にクリームチーズが巻き込んであります。
八寸の焼きものは鱒、あえものはご主人のご実家がある滋賀に手ずから摘みにいかれたつくし。竹の子は厚揚げと葛あんで。
〆は鯛茶と果物のゼリー寄せ。
こちらにうかがって痺れたのは、ビシーーーーーーーーッっと塩が決まっていること。これ以上でもこれ以下でも無い、まさに針の一突のような「ここ!」という抜群の塩加減でした。塩ってものすごく難しく、なかなか決まってる店も少ないので印象深かったです。ご主人が本当にいいお顔をされていてそれも素敵で心に残りました。今度は夜にガッツリ伺いたいと思います。
山玄茶
京都市東山区祇園町北側347?96
TEL:075-533-0218
12:00-14:30 18:00-21:30 火休
上記のコースで5500円。とてもお得だと思います。