◆老香港酒家で上海蟹

12月に食いしん坊な友人が遊びに来てくれた時の話はまだまだ続きます。お昼になかひがしさんで、お腹も心も絶好調に満たされた私たちですが、夕食もまた口福を求めて彷徨います。
dack.jpg上海蟹と北京ダックを食べたいと、友人がアレンジしてくれた「老香港酒家」京都店へ。北京ダックは2人なので半羽。シェフは香港出身だそう。半羽で約6枚の鴨皮が取れました。北京ダックはソースに五香粉がきいてなかなかのお味。薄餅がチンだったのが少し残念。次回は「薄餅は蒸して下さい」ってお願いしないとと心に誓いました。
dack2.jpg鴨皮を食べた後の鴨は、お店にお願いして持ち帰りました。北京ダックの翌日、台湾の烤鴨屋さんをまねて、残りの身を細かくちぎったものともやしを炒めた一品と、ガラと雪菜の漬け物で作ったスープを食べるのがお約束です。それにしてもどうして日本の北京ダックは高いんでしょうね。安くて美味しく、食べきれないほど出てくる台湾の北京ダックが恋しい?。

そしてお待ちかねこのお店のスペシャリテ、上海蟹の登場。ジャーン。
sc.jpg
上海蟹は10月は雌が卵を持っていて美味しく、11,12月は雄が肥ってきて美味しい季節とされているので、雄をお願いしてありました。こちらのお店では、1杯250g以上の蟹皇と呼ばれる上海蟹をシーズン中は毎週買い付けに行っているとのこと。
sc2.jpgsc3.jpg

2人で一杯を分け合いました。良く肥った蟹で、ミソと白子が濃厚でとろけるような味わい。私は初めて老香港酒家にうかがったのですが、こちらの上海蟹はお勧めです。「上海蟹?別に?」と思っている方は是非こちらでお試しを。東京の有名店より美味しいと思います。あーーーー1杯独り占めにしてもっと食べたい!が、そういうわけにはいきません。何故なら私たちにとってこれは前菜、これからが本番だからです。というわけで祇園へ移動。

つづく。

老香港酒家
京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地COCON烏丸地下1階
TEL: 075-341-1800
11:30 – 15:30(LO15:00) 17:00 – 22:00(LO21:00) 年中無休