髑髏城の七人の握り飯

劇団☆新感線の髑髏城の七人という
舞台を観に行ってきました。

天海祐希さんを舞台で見るのは初めてだったのですが、
思わず拝みたくなるほどの神々しい美しさにうっとりでした。

一体何を食べてあの美しさを保っているのか気になります。

舞台は役者のみなさんの演技や歌、演出が素晴らしく
浮世を忘れる楽しい時間を過ごしてきました。

ところで、こうした舞台を観に行っても、
いちいち舞台の小道具で出てくる食べ物が気になってしまいます。

髑髏城の七人Season極で出てきた食べ物は、

にぎりめし
だんご

酒の肴
たくあん
鳩の丸焼き

でした。

この中で、ぜん三役の梶原善さんが
何度かにぎりめしを食べるシーンがあるのですが、
それがとても上手で釘付けになりました。

スポンジのような
柔らかい素材で出来てる三角結びを、
手の中で少しずつ小さくしながら、
ときに指についた飯粒を食べるしぐさをしたりして
食べていくのがとても美味しそうで

「おむすび食べたい〜!」という気持ちに。

ちなみに舞台の時代背景は安土桃山時代なので、
にぎりめしに海苔はなし。
梅干しも当時は貴重だったと思うので、
具なしの塩むすびだと思われます。

おむすびがに海苔が巻かれるように
なったのは江戸時代からだそうです。

ちょうど大学で日本の食の歴史について
教えていたところなので、
舞台の料理の時代考証も気になってしまうのでした。

去年買ったおむすび切手。
仕事でお出しする郵便物には、
なるべく食べ物モチーフの切手を使うようにしています。