安中千絵の食ブログ

You are what you Eat

Archive for 12月, 2008


◆村上重 千枚漬け

京都に遊びに来たお友達のほとんどが、お土産に買いたいと言うものは、お漬け物。これが案外難しいリクエストでいつも困ってしまいます。というのは、京都の有名なお漬け物屋さんと言えど、ほとんどのお漬け物に、(私が思うに)不必要な添加物、アミノ酸などが加えられているのが現状で、私はあまりお勧め出来るお漬け物がないのです。
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でも今の時期は自信満々にご紹介出来るお漬け物があります。村上重さんの千枚漬け。これは私の従姉妹が、塩と昆布だけで良いお味でお勧め、と教えてくれたのですが、本当にシンプル且つ昆布の旨味が効いていて良いお味です。
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唯一京都土産として残念なことは、これ、京都以外でも売ってるんですよー。なので京都でしか買えないお土産を買って帰りたい方には向かないの。
ここの千枚漬けは、切らずに、大きな丸のまま、ごはんにぐるりと巻き付けて食べてしまいます。

◆牡蠣ハンバーグ

雑誌で牡蠣ハンバーグのレシピというのを見かけて、なかなか美味しそうだなあと、インスパイアされて、作ってみました。
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ハンバーグに牡蠣を合わせるというアイディアをいただいて後は自分好みに。
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レシピでは牡蠣をいくつかに切り分けて入れていましたが、切らない方がジュが逃げないかな、と思い丸ごと。しっかり貝をパテが押さえられるように、パテは普通のハンバーグよりつなぎ多めでポッテリさせています。タマネギではなく、エシャロットを合わせたかったのだけど、手に入らなかったので(京都は和素材の調達は簡単ですが、洋素材の入手は東京より困難)、ペコロスを。普通のタマネギでも良いんですが、なるべくタマネギの食感を感じさせず甘味だけ出したかったので。結果ですが、牡蠣は食べるときに結局千切れてしまうし、かなり縮むので切って入れた方が良いですね。むしろ切ってタネに混ぜ込んで整形しても良いのかも。お味は言わずもがな(でもやっぱりエシャロット使いたい)。非常に旨味が強く美味しいので定番になりそうです。タネに、ややニンニクを利かせて、ソースはさっぱりとおろしポン酢で食べましたが、エシャロットヴィネガーも良いかも。工夫しがいがあるレシピですね。
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つけ合わせに小かぶ。少量のメープルシュガーでグラッセ。野菜のグリル。グリルロンドが満員。
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プチトマトはフレンチドレッシングでよく和えて冷え冷えに。でもって本当に和洋折衷です。蕪の葉をじゃこと炒めてふりかけに。以前私は家でも、フレンチならフレンチ、和食なら和食と、メニューをビシーッっと揃えて作っていたのですが、あるとき「家だからこそあり得ない和洋折衷が出来て楽しい」という意見を聞いて、それもそうだなと思ったのと、夫がカレーライスでもパスタでもフレンチでも最後はおみをつけを飲みたいと言い出したので、以来、こうした和洋折衷メニューも作るようになりました。
最低限のトーンは考えますが(今日は和洋折衷なのでハンバーグのソースを和風、ドレッシングの酢は米酢に)家庭料理ですから、適当にゆるやかに。
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自慢のごはんを撮り忘れました(いつもと同じ土鍋炊き)。おみおつけは、なめだけと三つ葉。デザートに柿。

◆梅丹ドロップ

m3.jpgようやくカゼが98%くらい治りました。絶好調まであとほんのもう一息という感じ。今回はノドの調子が悪いのが長引いたのですが、この梅丹ドロップに本当に助けられました。パパブブレを教えてくれたお友達が、「この飴は美味しい!」とくれたのがきっかけなのですが、本当に美味しい飴です。甘すぎず、ノドにやさしく、ノドが痛いときも、ちょっとイガイガするときも、全くノドの調子が悪くないときも、いつでも美味しくノドが癒されます。味は梅肉エキスやプルーンのような味。

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みなさまご存じだと思いますが、食品表示は含有量の多い順に書かれています。梅丹ドロップは水飴、砂糖、梅肉エキス、黒糖、オリゴ糖の順。普通の飴より、甘味がやわらかに感じますが、黒糖が入っているからかな。梅丹ドロップ、もう家に無いと心配になる常備ノド飴になって、たくさん取り寄せてしまいました。あまり普通のお店で見かけないのが残念。もっと手軽に手にはいると良いのですが。
製造者は、梅肉エキスのパイオニア梅丹本舗。こちらからお取り寄せもできます。

◆東福寺の紅葉

おそらくこの前の週末あたりが、紅葉のさかりだっと思われる東福寺ですが、今日は結構激しい雨が降った後だったので、落ち葉が盛大に落ちていて素晴らしかったです。目にしみるような紅葉と、苔の緑のコントラストが本当に美しく眼福。
ご一緒した方が晴れ女だそうで、今日は1日雨だと困ると思っていたのですが、見事に雨が上がって紅葉狩り出来て良かったです。
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◆おつとめ品

好きな言葉は、おつとめ品です。冬になって日が暮れるのが早く、暗くて寒くなってきたせいか、最近閉店前割引時のライバルが減ったような気がします。主婦のプロ、主婦の中の主婦のような方々が7時過ぎると鮮魚売り場を回遊していて、半額になった瞬間にサッと獲物が捕獲されてしまうので、私も必死。ちなみに京都では、あらかじめ捕獲しておいた商品を差し出して、「これも半額シール張って!」という、東京では日常的に見かける光景は見たことありません。何故?
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前の日もこっぺがにを食べたのだけど、1575円が半額とはっ! さすがに2日続けて1人1杯ずつ食べるのも何なので、1杯だけ購入。
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昨日より大分大ぶり(値段が倍ですもんね)。でも昨日の方が身が詰まっていて美味しかったかも。こういうのは値段じゃありませんね。
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子持ち昆布。雲子(くもこ)ポン酢。
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菊菜のおひたし。アスパラのしゃぶしゃぶ用豚バラ巻きをスダチで。
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最近よくアイスプラント(プッチーナ)を見かけるようになりましたね。プチプチした食感とほのかな塩味が美味しいですよね。野生のレモンをたっぷり絞って。
ごはんのお供に伊勢で買ってきた河村こうじ屋さんの金山寺みそ。
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うちの自慢の土鍋炊きごはん。おみおつけはお揚げさんと千六本。吸い口に溶き辛子、と思っていてすっかり忘れてそのまま…。
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これはとり市さんの千枚漬け。いろいろなお店の千枚漬けをこの時期楽しんでいます。食後にとちおとめ。
「3年前くらいだったら、こんな爺さんが食べるような食事じゃ満足できなかったけど、最近これくらいで充分。京都に越したからかなー?」とこの日の夕飯の感想を述べる夫。それは京都に越したからではなく、爺さんになったからだと思います。

◆うちごはんと岩戸の塩

今の季節京都では、どこでも安くこっぺがに(セコガニ)が買えるんですよ。久しぶりに我家の夕飯画像。
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2杯で780円のなかなか美味しそうなのを見つけたので、土佐酢ジュレがけに。
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ブロッコリーのごま和え。白板昆布で簡単に〆た鯛のお造りを、すだちと伊勢で買ってきた岩戸の塩で。この塩が劇的に美味しい塩でビックリ。
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黄色くて粒が割と大きい塩で、珍しいな、と思いつつ口に含んだところ、その旨味の強さに驚き。
成分表示を見ると、100gあたりナトリウム28.2g、マグネシウム3100g、カルシウム960mg、カリウム730mgと非常にミネラルに富んだ…って、えーーーー!これナトリウム以外一桁違うのでは!?っていう高ミネラルですね。マグネシウムなんて昆布の3倍量くらいあります。
ちなみに普通の食塩のナトリウム量は100gあたり39g。岩戸の塩は塩分は控え目で、その分旨味が強い塩だということが成分的にも分かると思います。
口に含んですぐ、「とびっきりの塩むすびをこれで作りたい!」と思いました(で、すぐ作りました。素晴しいおむすびになりました)。今後決してキッチンから切らしたくないお塩です。こちら(岩戸館)でお取り寄せ出来ます。
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夕飯の献立に戻ります。青梗菜とはなびらだけの葛あん。みんさんのキムチ
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お家ごはんの一番のご馳走は、炊きたてごはんです。本当に一志郎さんのごはん鍋を買って良かった。このごはんは、無農薬のコシヒカリを五分搗きしたもの。お米はお米屋さんに少量ずつ買いに行って、都度品種を選んで精米してもらっています。精米機、欲しいけど大きいしうるさいので諦めました。
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京とうふと三つ葉のおみおつけ。三つ葉は著しく旬ハズレですが、夫の大大好物のため、旬には目をつぶって頻繁に食卓に上げています。デザートは柿。あらゆる健康効果に期待して、血中のβ-クリプトキサンチン濃度を高めるべく、柿とみかんをせっせと食べています。

◆伊勢詣

昨日も書いたとおり、伊勢志摩に行ったのに、カメラにSDカードを差すのを忘れていった私。こんな素敵な、志摩の景色が見渡せる横山展望台まで連れて行っていただいたのにーー。
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海も美しいけれど、手前の緑もまた心安らぐ美しさでした。
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鳥羽の、鳥羽国際ホテルへ移動してお茶。i7.jpgこちらもカフェの目の前に絶景がぐるりと広がって素敵。
名物のチーズケーキをいただいて幸せ。しっかり焼きの入った、クラシックなチーズケーキ。こちらのホテルの売店は充実していて、岩戸の塩をはじめ美味しいものをたくさん買えました。
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伊勢志摩には何度か来たことがあるのですが(といっても直近は10年前)、これまでは志摩観光ホテルと伊勢神宮しか知らず、ラ・メールで食事→翌日伊勢詣で直帰(東京から伊勢は遠いのです)というパターンだったのですが、伊勢にお住まいのお友達が出来たので、これからは違います! ということで、伊勢の名物をいろいろ食べました。新鮮なおつくりや、かき、伊勢芋、めひび、海老の天ぷらやあさりの醤油焼きなどなど。伊勢は本当に美味しいものが一杯です。
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翌日は伊勢詣りに。大変幸せなことに神宮の技官の方(お友達ファミリーのお父様なのです)にご案内をしていただくという、貴重な経験をさせていただきました。建築のことは全く分からないのですが、丁寧に私にも分かるように説明していただき感激。美しく何とも清らかな建造物だとは思っていましたが、建て方や使われている木材のことなど、詳しく教えていただくと益々その素晴らしさが分かり、美しさと相まってちょっと涙が出そうでした。もっともっとこの素晴らしい技術や芸術性が広く伝わることを願ってやみません。
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お昼を食べに移動。アジフライじゃありませんよ。これ海老フライなんです。一枚が一本。海老は開いてありますが、衣が大きいわけではなく、海老自体が肉厚で大きいんです。甘味があってジューシーな海老とサックリした衣で、大人の手のひらほどあるフライですが2枚ペロリ。漣(さざなみ)さんで。
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折角なのでここでも新鮮な牡蠣を。これは浦村の牡蠣だそう。
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お土産もたくさん買ってしまいました。どれも食べるのが楽しみ。私のわがままに付き合ってくださったお友達ファミリーに感謝感謝の2日間でした。伊勢は地形に恵まれているので海のもの良し、山のものも良し。魚あり、肉あり、野菜果物何でも来いの場所ですね。すっかりはまりました。

◆紫野和久傳 黒寿し唐墨

週末、伊勢志摩に行って来たのですが、ですが! あろうことか、カメラを取り出したら「カードが入っていません」の表示。SDカードを忘れ、美しい景色やお料理を全部携帯で撮ることに。途中でSDカード、どっかで買えるだろう?、という考えが甘すぎました。あああーー。
行きはちょうどお昼時間に移動だったので、伊勢丹の老舗弁当コーナーで、紫野和久傳の鯛寿し(老舗弁当の話は、ここにもっと詳しく書いてます)。
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晩秋の鯛寿しのお献立は「黒寿し唐墨 海老芋 畑しめじ 金時人参 栗渋皮煮 姫慈姑 絹莢 高野豆腐」。季節によって内容に変化がもたせてあって飽きません。晩秋の鯛寿しは、ご飯に唐墨がまぶしてありました。量も丁度良いし、値段も程良く(2625円)、予約なしでも買えるし(ただし売り切れたら終わりなので、予約した方が安全です)、老舗弁当の中で私は最もリピート率が高いお弁当です。
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花梓侘(かしわい)のつまみ寿し(1890円)を初めて購入。色合いが綺麗。
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そして賢島の志摩観光ホテルに到着。10年ぶりの伊勢詣については明日。