インスタント食品じゃなくても長持ちする美味しいもの

コロナとの戦いが長期化しそうということで、インスタント食品やレトルト食品が売れているそうですね。うちの近くのスーパーはそれほどでもなさそうなのですが、スナック菓子の棚はからっぽでした。カウチポテト(って今言うんだろうか)用でしょうか。それにしても買いだめするのがなんでインスタント食品なのか。
今回はインフラは当面止まらなそうだし、普通の食品で保存が効くものでもいいような気がします。

私は陸前高田市の防災マイスター講座で栄養や食品備蓄についての講義を担当させていただいているのですが、地震などの災害で避難所暮らしが想定される場合と、今回のように例え都市が封鎖されても、食品の買物に行かれる場合は、備蓄する食品はだいぶ違うなと思っています。
どうせなら日持ちするけど、美味しくて、平常時にでも喜んで「あ、これあった!」と思って食べられるものを少し用意した方が良いと思っているのですが、どうでしょう。

具体的にどんな食品か、これを書くかちょっと迷ったのですが(買い占めなどが世の中で起っているため)、心配するほどブログ読者もいないので、私が用意しているものをちょっとご紹介します。

常温で長持ち、良質なたんぱく源にもなる美味しい食べ物ってなーんだ?

ピータン!それはピータンじゃ

ピータンは卵のくせに常温で1年持つすごいやつです。私は特に台湾のピータンが好きで普段から常備しています。

あとごはんのお供や、ちょっとした味付けにも大活躍な常温で長持ちの漬物といえば…

ザーサイ!

普通のザーサイは未開封なら1年半くらい持つすごい漬物。

ちなみに私の最近のお気に入りはフレッシュザーサイですが、これは長持ちしないので冷凍保存。

これにロングライフの豆腐でも買っておけば、お料理できなくても、ピータン豆腐で美味しいご飯になると思います。

しかし今後長期化してくるとやはり農家は強いですね。食料自給率は軍事力に匹敵する国力なので、日本は有事になったらどえらいことになる、と去年学生に講義したのですが、今後これを実感することがないよう祈っています。