手作りソーセージ

先日、友人がうちに遊びに来てくれた折に久しぶりにみんなでソーセージを作りました。手作りソーセージは格別に美味しいので、ちょくちょく作りたいのですが、手間がかかる作業なので、1人ではなかなかやる気になれず、友人が来たときに一緒にやってもらっています。

何が大変って、肉詰めの作業が大変なのです。
肉詰めには、貝印の家庭用のソーセージメーカーセットを使ってます。

貝印 ソーセージメーカー セット DK-0524

これ、家庭用の小さいものなので、500gくらいまでのソーセージを作る分には良いのですが、キロ単位になると、これだと時間もかかるし結構力も使うので大変なのです。あと1人でやるのも結構キツイので2人以上でやるのがおすすめ。

キロ単位だと、やはりもう少し肉がたくさん入って、ハンドル式のものを買わないと厳しいと実感しているこのごろ。

業務用ソーセージフィーラー ソーセージフィラー ソーセージスタッファー、ソーセージフィラーTV-G3L(縦型)

いい加減こういうのを買わないとダメかも。
場所を取るので躊躇して先延ばしにしてきたんですよね、、、。

今回は、豚ひき1.5キロ、豚こま(脂多め部分を粗みじんにしたもの)1.5キロの3キロ位でやりました。塩は、お好みですが豚肉の量の1%〜2%くらいがおすすめです。
今回は2%にしましたが、私には少し強かったかな。1・5%塩分くらいが良いかも知れません。ソーセージ作りに使う塩は、岩塩がおすすめです(硝酸塩が含まれているので)。今回はアルペンザルツを使いました。

砂糖はお好みですが、入れるなら塩より少なめに。豚肉が良いものなら、個人的には入れなくてもいいと思います。あと、片栗粉などのつなぎや玉ねぎは入れない方が私は好き。

この他、おろしにんにくを大さじ1,スパイスは、オールスパイス、コリアンダー、マジョラム、カルダモン、シナモン、ガーリックパウダーを計大さじ5杯位、こしょうを大さじ2くらい加えました。このくらい加えても、スパイスの主張はそれほど強くないので、思い切って入れてよし。もちろん生のハーブがあればそれをたっぷり入れると美味しいです。あと、レモン汁やレモンゼストもとても合います。

豚肉をこねるときに、氷水に当てて冷たさを保つのと、塩としっかりまぜて粘りを出すことだけがコツで、あとは毎回適当に作っていますが必ず美味しくできます。

出来上がったら、食べ切れない分は冷凍へ。食べるときは、低めのお湯でボイルしてから焼いても良いし、じっくり焼くだけでもOK。

ひねりを失敗した部分のブサイクなソーセージですが、手作りソーセージは肉のボリューム感やうまみが一般的な市販品とは別格。私は幼少期をドイツで過ごし、人生で最初に食べたソーセージ類もドイツのものなので、ソーセージには並々ならぬ思い入れがあるのです。

昔はドイツの肉屋さんでお買い物をするとサラミやソーセージの端っこの部分を子供にくれたのですが、私はそれがものすごく楽しみだったのです。手作りソーセージはそのころに食べて感動した味を思い出させてくれる美味しさがあります。
やっぱりソーセージフィラーの大きの買わないとダメかなー。しかし縦50センチ、横30センチとかなかなかの大物で置き場所どうしよう(*_*;