◆お素麺

京都は暑い。暑いです。しかし「6月は冷房をかけない」という己に課した掟があるため、じっと我慢。暑いとき、寒いときは「江戸っ子、江戸っ子、江戸っ子」と唱えると効く、という江戸っ子の友達の口癖を思い出して唱えてみたり。

ツルツルとのどごし涼やかなお素麺が美味しい季節でもあります。

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私は麺類が大好き、とりわけお素麺は大好物なので、一年中食べているのですが、やはりこれからの季節はお素麺が一番美味しく感じられます。常備しているのは一般的なお素麺よりやや細い、白龍と天神。普通のお素麺は、10gあたり90本?100本ですが、白龍は130本、天神は141本。写真は白龍です。ちょっと細めの方が、のどごしが良くて好み。

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以前はこれより更に細い白髪にはまっていたのですが(10gあたり300本)、普通にお素麺として食べるなら白龍くらい太さがある方が美味しい、と思い直したこの頃です(白髪は椀種などの方が向きますね)。
つゆは、昆布+荒削りのかつおと、干し椎茸のもどし汁の半々で、みりん多め、たまり醤油を少し使った濃いめのもの、もしくはかつお出汁+塩+うす口ですまし風に仕立てたものを合わせるのが定番。
そうめんつゆ、非常に簡単に作れるのに、今の時期売り場の棚にたくさん並んでいて、正直ちょっとビックリします。難しく考えず、おみおつけを作るときにでも、いつより多めに出汁を取っておいて、そこに好きなように味を付ければ、簡単に自分好みのつゆが出来ますよ。