安中千絵オフィシャルサイト
食べて健康の実現を目指す企業をサポートする会社

Daily Archives: 2008年1月16日

◆12月の草喰なかひがし

1月 16th, 2008 in 京都 和食

去年の話でごめんなさい。類は友を呼んで、私の友人は食いしん坊ばかりなのですが、その中でも一番の食べることが大好きな友人が、師走の京都に遊びに来てくれたときの回想を。

1日目のお昼は恒例のなかひがしさんへ。

nakahigashi-hassun.jpgnakahigasi-an.jpg
八寸は冬の味覚が色とりどり。手前のふきのとうの苦みや、黒豆の枝豆の食感が素敵でした。お隣はむかごのおこわに蟹の葛あんをかけたもの。もっちり熱々。

nakahigasi-owan.jpgnakahigasi-yakimono.jpg
このお椀が最高でした!白味噌仕立てで中にはとち餅が。後日この組み合わせが気に入り、家でもまねしてみました。焼き物はさわら。手前の野生の酸っぱいみかんをかけて、堀川ごぼうをアクセントにいただきました。

nakahigasi-otsukuri.jpgnakahigasi-gohan.jpg
鯉のお造り。実はあまり鯉が得意ではないのですが、これは本当に美味しくいただけました。川魚の臭みは全くなく、歯ごたえに夢中。さらにビーツの寒天といただくという、奇想天外かつ素敵なマリアージュに痺れました。ここでぽっちり、炊き上がる寸前のごはんが出てきます。やわらかく、しっとりとして熱々。

nakahigasi-nimono.jpgnakahigasi-kamo.jpg
煮物の上に乗っているのは里芋を揚げたものです。これが煮物のアクセントに。 鴨ともろこと悩んだあげく、鴨に。鴨はジューシーで、やっぱり鴨にして良かったわー、と思いつつ、もろこも子持ちで何と美味しそうと、諦めきれずじっとりした視線を送っていると、「もろこもいかがですか」と優しいお言葉。しかしどうにもこうにも満腹で断念。無念。

nakahigasi-aemono.jpgnakahigasi-oshokuji.jpg
和え物とめざしのお食事セット。このおくどさんで炊いたごはんを食べるのも、なかひがしさんへ来る楽しみです。

nakahigasi-okoge.jpgnakahigasi-mizugashi.jpg
おこげは、フレークソルトでいただきます。もうお腹ははちきれそうですが、香ばしいお焦げはやっぱり食べたい。最後の水菓子も吊し柿に野いちごがのっていて季節をいただいている幸せを感じつつお食事は終了。

こちらに伺うたびに、食事とは、
季節をいただく、命をいただくということだと感じます。
それと同時に、真摯かつ情熱的な料理への取り組みをなさっている姿勢に、
「私ももっと頑張って生きないと」と活が入ります。

上記のお昼のコースは7350円。
予約は、予約したい月の1ヶ月前の1日の午前8時から電話受付です。

nakahigashi.jpg
草喰なかひがし
京都府京都市左京区浄土寺石橋町32-3  
075-752-3500
12:00?13:30、18:00?19:30 月休

祇園から空いていればタクシーで10分?15分くらい。
となりの漆屋さんも素敵なので覗いてみてください。

 

◆無茶々園のポンカン

1月 16th, 2008 in 果物 食や栄養のはなし

ponkan.jpg
ポンカンの季節ですね。

うちでは無茶々園から柑橘類を定期的に取り寄せています。
無茶々園は農薬や化学肥料に頼らない柑橘類を作っている農家の方の団体です。
私がこちらからお取り寄せをしている理由は実に単純で、美味しいから。

私自身は農薬等に関して比較的寛容な考えを持っています。
もちろん出来るだけ使用は少ない方が良いと思いますが、
農薬には食物の安定供給や保存、食中毒の予防など有益な面もあるので、
どちらも食品の性質や状況を考えて、
農薬あり、低農薬、無農薬のもの種々混合食べています。

無茶々園の柑橘類は農薬の使用を控えているので、見た目が悪く、
形も大小さまざまで味にもばらつきがありますが、そこが気に入っています。
すごく酸っぱいもの、歯が溶けそうなくらい甘いもの、
口の中が果汁で溢れそうになるもの、
粒によっていろいろなところが食べていて楽しく飽きません。
酸っぱいものはその酸っぱさを楽しんだり、酢の物に使ってみたり。
甘?い粒は陽の良く当たる枝に実っていたのかな?
など色々と想像して食べるのも楽しい。

ポンカンもみかんには及びませんが、β-クリプトキサンチンが含まれています。みかんを食べ過ぎると手のひらが黄色くなってしまうのは、この色素の仕業。
近年β-クリプトキサンチンの摂取は、がんをはじめとする生活習慣病の予防になるのではないかと期待され、今では多くの研究が行われており、果樹研究所が興味深い研究をいくつか発表しています。みかんをたくさん食べている人ほど生活習慣病罹病率が低い、という断面調査の結果が発表され、10年規模の疫学調査が始まっているので、今後に期待してます。

果物を食べると太ってしまう、糖尿病になる、
と避ける傾向が最近あるようで、実際に食事カウンセリングの場でも、
果物を毎日食べてる方が少ないと感じています。

果物には果糖が含まれますが、その他、ビタミンやミネラル、食物繊維や、
ファイトケミカル(ブルーベリーのアントシアニンなどが有名ですね)など多くの栄養成分がたっぷり含まれていることこそもっと認識していただきたい。

ところで本当に果物の食べ過ぎで太ったり糖尿病になるのか? 
みかんに関する調査結果では、むしろみかんを食べている人の方が、食べていない人に比べて糖尿病や肥満が少ないという興味深い結果が得られています。

これだけで果物をたくさん食べる=肥満、糖尿リスクが少なくなる、という発想は危険ですが、毎日季節の果物を1?2個とることは、手軽にビタミンを取り入れる良い方法です。肥満や糖尿の原因は、果物をとることではなく全体的なエネルギーの過剰摂取によるもの。むしろ季節の果物を楽しむメリハリのある食生活をしている方が、肥満や生活習慣病などのリスクが軽減できると思います。

私も毎日新鮮で果汁に満ちた季節の果物を食べたいと思い、
日々美味しい果物のお取り寄せを探しています。

無茶々園
〒797-0113
愛媛県西予市明浜町狩浜
電話: 0894-65-1417 / FAX: 0894-65-1638
電話受付:平日・土曜日(9時?18時)